このページの本文へ

ここから本文

エンジニアの働き方TALK×TALK【転籍者対談】

三菱電機エンジニアリング株式会社
鎌倉事業所T・S2015年転籍

三菱電機エンジニアリング株式会社
鎌倉事業所M・C2015年転籍

キャリアアップには転籍という
もうひとつの道があった。

DP社員には、就業先への転籍のチャンスがあります。ここでは、三菱電機エンジニアリング(以下MEE)に転籍した2人に、転籍に至ったプロセスとその後の変化について語ってもらいました。

エンジニアリングの魅力は、自ら考えたものがカタチになること。

M・C私は現在、システム機械設計の担当として、衛星の中に組み込まれるコンポーネントといわれる機器類の配置やケーブルの設計、宇宙環境を模擬した環境試験の評価などに携わっています。T・Sさんはどのような業務に就いていますか?
T・S私はコンポーネントに載せるモジュールと言われる電子機器の設計や熱・応力解析などを行いながら、加工に依頼するベンダーの工程・品質管理に携わっています。設計者としてのスキルはもちろんですが、さまざまな人と関わるため、コミュニケーション力や調整力も必要ですね。
M・C同じく、システム設計においても、関連部門や客先とさまざまな調整が必要です。衛星という限られたスペースの中に複数の設計者が携わった多様な機器が搭載されるわけですから、それぞれの設計者が協力して課題をクリアしていかなければなりません。でも、そうやって苦労した末に完成した衛星が、いよいよ打ち上がるとなると、胸にジンとくるものがありますね。
T・Sそうでしょうね。私も自分で設計した製品を目の前にしたときは嬉しいですね。自分で考えたものがカタチになることが、エンジニアリングの魅力だと思います。

実力アップにコミットし、
自らにプレッシャーを
かけ続ける。

あらたなるキャリアを目指しMEEへ転籍を志望する

M・CT・Sさんとは、転籍のタイミングが同じでしたね。転籍に挑戦しようと思ったきっかけは何だったのですか?
T・S責任ある仕事を任されてはいたのですが、やはり単独で工場に行くことができないなど、いくつか制約もありました。そういった制約のない状態で、よりリーダー的な役割を担いたいと思い、入社5年目頃から転籍を考えるようになりました。また、自分の成長のために、人材育成の機会も得たいと思ったのです。
M・C私は、今の仕事を突き詰めたいという思いを持って仕事をしてきました。そんな中、日頃の業務の成果をMEEの上長から評価されたことがきっかけで、はっきりと転籍を志望するようになったのです。もちろん実力が伴わないといけないので、それまで以上にスキルの向上に努めるようにし、まずはCADスキル認定1級を取得しました。
T・S確かに!私もより責任感をもって業務にあたらなくては、と自分で自分にプレッシャーをかけていました。

常に目標高く取り組む。
転籍を志願することで
養われたこの姿勢こそが財産。

転籍前の業務を引き継ぎつつ守備範囲が拡大

M・CDPからの転籍は、それまで従事している業務をそのまま継続できるというメリットがありますよね。
T・Sそうですね。私も転籍前の業務を継続しています。ただし単独での出張が増えました(笑)。判断を委ねられる機会も多くなったように感じますので、責任を負う場面が増えたのかもしれませんね。
M・C私の場合、転籍前との違いは、三菱電機の方にストレートに意見を伝えやすくなったことです。以前は、業務上、MEE先輩や上司から三菱電機の方に伝えてもらうという流れでしたが、今は設計を行う上での新しいアイデアや改善点を三菱電機の方とダイレクトに話し合ったりしています。
T・Sそれから、転籍というカタチでMEEの社員になったおかげで、MEEの会社としての在り方や長所、欠点を客観的な視点で捉えることができ、他の方々とは違った見解を持てることもメリットのひとつだと思います。
M・C同感です。もうひとつ良かったと思うのは、転籍を目指したおかげで、常に目標をもって取り組む姿勢が身についたこと。
T・S私たちは、たまたま宇宙関連事業に従事していますが、DPには家電や鉄道、通信など幅広い分野があり、どの分野でも転籍は可能です。転籍をもうひとつのキャリアの可能性として考えてもいいと思います。
M・Cそうですね。キャリアアップの道のひとつに転籍があるというのは、DPの特徴であり、強みです。これから転籍を考える方たちのためにも、私たちが良き前例とならなくてはいけませんね。
T・Sそう思うと、ますます責任感をもって業務にあたらなくてはと気が引き締まります。

PAGE TOP
PAGE TOP